技術の利便性と良し悪し

ソフトウェア(ACCS)と日本音楽(JASRAC)の両著作権協会はWinnyによるソフト・音楽等の著作権侵害額が僅か6時間(10月に実施)の調査で約100億円規模に達したと発表しました。Winnyのネットワーク上で流通し自由にパソコンに取り込めるファイル数を調査した結果、少なくとも21万人のユーザーが利用し、権利者に無許諾で61万ファイルの音楽ファイル、約61万タイトルのビジネスソフト、約117万タイトルのゲームソフト、約18万タイトルのアニメ作品、約159万タイトルのコミックが送信可能状態でストックされ、Winnyネットワーク上で流通していたそうです。
不法に流通していた各ファイルは、音楽データが約4.4億円・ビジネスソフト約19.5億円・ゲームソフトは約51.3億円・アニメは約17.2億円・コミックは約7億円にそれぞれ相当するというから驚きです。(勿論、該当ファイルは著作権があるソフトと見られ、ネットワークで流通させれば著作権侵害に当たると両協会は判断)。
ご存知のとおり、Peer to Peer(ピアツーピア)は1990年代初めにNapsterが魁で、新たなインターネット利用形態サービスで、当時アメリカでは政府・企業・団体を巻き込み大きな論争を巻き起こしました(現在は有料サービスとなってしまいましたが)。
実は最近使用頻度が高くなったスカイプもサーバ不要のPeer to Peerの技術を利用して、インターネットを介して直接ユーザと接続する方式を採用しています(私も大変重宝していますが、メッセンジャーなんかもそうですね)。
そういえば、S君のスカイプフォンの調子が悪いとか(先月末に購入したばかりなのに)・・・・
仕事上の会話があまりに高度すぎて、電話機の方がついていけないのかもしれませんね(笑)。

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