参加型の日本語入力

慶大修士課程の奥野さんという方が開発したWindows用日本語入力ソフト「Social IME~みんなで育てる日本語入力~」という便利なユーザー共有の単語辞書Windows用日本語入力ソフトがあります。
オンラインで利用する日本語入力ソフト(IME)で、エンターテイメント性の強い名称や顔文字等々、従来の日本語変換ソフトには登録されていないような単語を登録して共有が可能です。
すでに54万語登録されており、多くの人が単語登録をする事で、変換可能な単語が増えるというWikiPediaのような不特定多数の編集で日本語入力辞書機能がどんどん成長していくシステムです。
もちろん、予測変換機能も備えており、単語の使用頻度を統計的に抽出し使用頻度順に文章表現を候補として表示する変換エンジンを採用しているとの事(携帯電話のように予測変換ができるというもの)。
例えば「よろしくお願いします」のような定型文は「よろ」と入力した段階で候補の文章が表示され、Web上で効率よく単語入力が可能となります。
Web APIを公開しているので、様々な開発がなされているようです。
百聞は一見にしかず、皆さんもお試しあれ(笑)。

記念日

オレンジデーって知ってました?
もともとは愛媛県の柑橘類生産農家が1994年に日本記念日協会登録済みの4月14日のイベントだそうです(最近、仕事の関係でこの日を知りました)。
欧米においては、オレンジが多産の象徴とされ新婚カップルなどに贈られており、これに注目した団体・企業が、バレンタインデー・ホワイトデーに続き、2人の愛を確かなものにする(確かめ合う)日でとしてオレンジやオレンジカラーにちなんだプレゼントを持参して相手を訪問する日と位置づけ、全力でキャンペーンを行っているようです(花言葉も「花嫁の心」「純潔」「寛大」だとか)。
「毎日が記念日」の日本らしいイベントですね。そういえば、ミカン・ポンカン・伊予柑と何故かビタミンC摂取量が多いこの頃です。

雑感

仕事が終わり帰ろうと外へ出てビックリ、昨日までの陽気と一変して、一面が冬景色となっていました(夕方はチラホラという感じでしたが)。駐車場に停めてある車の雪降ろしのサービスまでついて、体はポカポカ?
2月らしからぬ天気が続いていましたが、ようやく寒が戻ったようです。
ところで、3月2日から猪苗代町で始まるフリースタイルスキー世界選手権(FIS)、週末の上村選手の表彰台で盛り上がって?きましたね。猪苗代町は以前から仕事を含め、何かと縁がある地域で、私も好きな町のひとつです。一定期間のブランクがあったのですが、ひきつけられるようにまた仕事をするようになりました。観光素材が未だにたくさん埋もれるこの町が色々な意味で、魅力的な町です。食農教育のテーマで書いたO氏もこの町の方でした。
最近話によると、農業に関する地域循環システム構築を推進しているとか。自給率が叫ばれるこの国には最も理にかなったシステムではないでしょうか。
後は、そのシステムを運用すするための事業・人そしてタイミングですかね(笑)。

クリエイティブかテクノロジーか?

昨日に引き続き、生みの苦しみの真っ最中にもかかわらず、増殖していく宿題の山…
クレームのオプションも加わり、嬉しい悲鳴といったところです。
最近、定期的に会っていた友人にも全く会えず、彼の近況が気になっていたところでしたが、ようやく電話で話す機会があり、元気そうな声を聞き、ひと安心しました。やはりどの業界もかなり厳しい環境変化の波に苦戦を強いられているような話でした(仕事中に以前の業界関連の方に偶然お会いして同様の話を聞いたばかりでした)。
仕事の内容がクリエイティブ優先から徐々にテクノロジーへ移っているように感じるこの頃ですが、一つ一つしっかり見極めながら日々を過ごす事に注意をするようになってきました。
作業のスピードと相まってますます判断力の精度が要求される毎日を過ごしてますけど(笑)。

生みの苦しみ?

最近、企画書に追われ「生みの苦しみ」を味わっています。朝方のヒラメキ?で目を覚まし、忘れる前にメモを取るというパターンが出来てしまったような感じがします(以前はメモを取らなくても十分記憶の片隅に残っていたものが年と共に消滅する時間が早くなってしまいました)。
つくづく思いますが、この考えている時間こそが最高に充実した時なんですね。忙しい方が仕事の効率やアイデアも出やすくなる事を経験したことがあるかと思います。
でも問題はそれを継続する体力が徐々に衰えていることですかね(笑)。